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【2025】夏は停電が起こりやすい!暑さ対策完全ガイド【猛暑に備えた防災】

日差しも温かく汗ばむ日に突然の停電が起きたとしたら私たちの生活は「不便」では済まされません。 
エアコンが止まってしまうと部屋の温度はすぐに上がっていくので、熱中症や体調不良のリスクが高まります。

しかもスマホのバッテリーは切れ、冷蔵庫の中のものは痛み、状況によってはトイレが使えなくなることもあります。
特にこれから迎える夏は、昨年も台風・雷・大雨などで日本各地に思わぬ停電が起こって数時間〜数日にわたる長い期間、電気が使えないところもありました。

今回はXフォロワー10万人の防災士いくみが、夏の暑い時期に起こりやすい停電にどう備えればいいのかわかりやすくお伝えします。

また、あまり知られていませんが、熱中症は気温が高くない時期でも起こります。
実は私自身も5月の初めに立ちくらみと体のしびれを経験したからです。

気温が30度を超えているわけでもないし日陰の部屋の中なのにどうして?と不思議でした。
その日は雨上がりで湿度は高かったです。

でも、暑さもたいした事がなさそうなのでエアコンをつけるのは気が引けたのですがそれが大きな間違いでした。
湿度が高いと人間は体温調節の機能が下がってしまい、さらにストレスや疲れがある環境などではそう暑くない時期でも起こるのです。

私の経験からもまだ真夏じゃないしこれくらい大丈夫でしょ?そんな油断が命取りになる事があるのは断言できます。
だからこそ、今のうちからしっかりと備えましょうね!

必ず備えておくべき停電への対策

災害や停電は、いつ起こるかわかりません。
その時、起きてからすぐに対処しようとしても間に合わないものです。
特に汗ばむ時期にエアコンや冷蔵庫が使えなくなる事は、命へのリスクが大きく高まります。

したがって、まだ余裕のある春先や気候が穏やかな時期から準備をしておくことでしっかりとじっくりと対策ができます。

要チェック!

➀モバイルバッテリーの動作確認
②懐中電灯や電池、冷却グッズや飲料水のストック
③非常用トイレの準備(停電でトイレが使えなくなるケースがあります。)

このように無くなってから気づくものも多いですから、前もって準備しておいていざといなったら慌てずに済むようにしましょう。

さらに、家族の構成や住まいの環境に合わせて備えるものも変わってきます。
例えばおひとり住まいの方やご高齢の方、子どもさんがいらっしゃる方によってもやるべき事が違うからです。
それぞれのご家庭での状況やスタイルに合った「わが家の対策」を考えておくことが重要です。

目次

 最初に揃えたい停電用のアイテム

予想外に急にやってくる停電に対策できるアイテムを準備しておくことはとても大事です。
優先する順位が高いのはモバイルバッテリー。
ニュースの確認や連絡に必ず必要なスマートフォンの充電ができないとかなり辛い状況になります。

Information

家族の多い人は全員の充電が出来るように容量の多いバッテリーを選ぶようにしましょう。

さらに、大容量ポータブル電源を持っていると扇風機やランプも使うことが出来ますから、停電でも快適に過ごせます。
しかも一度揃えれば数年は使えるため、コストパフォーマンスも高いので今から少しずつでも備えていきましょう。

また、暗い夜の明かりには懐中電灯やLEDランタンなどが必ず必要になります。
1人につき明かりは1つ持てるのが理想です。

ただし、ろうそくを持っている人もいますが私はおすすめできません。
もしも倒れたりしたら火が燃え広がる恐れもあるので火を扱うのは控えましょう。

冷蔵庫と冷凍庫をしっかり守ろう

暑い時期の停電でとても心配になるのが、冷蔵庫や冷凍庫の食材が守れなくなる事。
ただでさえも梅雨から夏にかけては食べものが痛みやすい時期でもあります。
そうなると衛生面で問題が起こるだけでなく、買ったものが使えずに経済的な損失にもなります。

Information

対策としては少しでも温度を保つため、普段から保冷剤や凍らせたペットボトルを冷凍庫にストックしましょう。
停電になったらそれを冷蔵室に移して冷たい空間をキープ出来るからです。

また、扉を開けたり閉めたりはするのは極力控えて最低限に抑えること。
開けるたびに冷蔵庫の中の温度が上がってしまいます。

もし可能ならクーラーボックスを使って傷みやすいものはそちらに避難させましょう。
さらに保冷シートやアルミシートでくるんでおくと保冷の効果がアップします。

そして、冷凍室は普段からできるだけたくさん詰めておくことで温度の上昇が緩やかになり持ちが良いですよ。

長期化も想定して準備をしよう

停電はすぐに終わるとは限らず数日間にわたって続くことも珍しくありません。
ですので、長期になる事を想定した準備もしておきましょう。

まず、食べものや飲料水は1週間を目安に備えておくと安心。

Danger

特に夏は汗をかくので脱水症状のリスクが他の季節より高いです。
1人あたり1日3リットル以上は水を飲めるようにしておくことが大切です。

さらに、電気やガスも使えない事と考えてカセットコンロと予備のガスボンベは夏でも忘れず用意しておきましょう。

エアコンのない部屋での暮らしが厳しいなら一時的に避難する事も考えなければいけません。
エアコンの効く知人や親類のお家や、ホテル住まいなども踏まえてあらかじめ避難先の候補を作るのも大事です。

そうすることで、もしものときに迷わないで判断し行動できます。
「我慢する」のではなく、安全第一で柔軟に対応できるように対策をしましょうね。

停電の時に間違ってはいけない事

停電が起こってからの復旧時に必ず気をつけて欲しいことがあります。
今まで止まっていた電気が一気に流れて家電などに通電して火災になる「通電火災」というものです。

まず停電したら絶対にブレーカーを落としておいて下さい。
アイロンの途中などで停電し、うっかり電源が入ったまま火災になるケースもあります。

Information

電気の利用は火のリスクが減るというわけではありません。
電気による火災リスクまで想定して備える事で、家族や自分の命を守ることが出来ます。

また、エアコンが使えないからと車の中に避難して過ごす場合に気をつけて欲しいこともあります。
涼むためにエンジンをかけっぱなしにした車内では一酸化炭素中毒の恐れがあるからです。

だからといってエアコンを止めるとすぐ灼熱になり熱中症に危険も高いです。
夏の停電対策に車中泊は基本的におススメできないので気を付けて下さいね。

停電になっても可能な暑さ対策

夏に停電するとエアコンや扇風機も使えなくなりお部屋の温度が上がっていきます。
かなり危険なレベルの暑さになり、特にご高齢の方や子どもさん、お体の不自由な方にとっては熱中症のリスクが高まります。

仮に停電が数時間だとしても、室内の温度はすぐに30度オーバー、湿度も上がりサウナ状態に。
このような場合に備え、電気がなくても命を守る対策をしてください。

Success

冷感グッズを使ったり、体を冷却するアイテムで体温を下げたりできるようにしておきましょう。
先に対策をしている事でリスクをぐっと軽減する事ができます。

ここからは停電を想定しながら安心して夏の暑さを乗り切るための具体的な対策をご紹介していきます。

室内に入る熱を防ぐ方法

停電したお部屋の温度が上がるのを抑えるには、熱を入れない工夫が大事です。
例えば、アルミなどの断熱シートや遮光カーテンを窓に取り付けることで、直射日光での気温上昇を防げます。

また、ベランダにすだれをかける懐かしい方法も良いでしょう。
他にも、家の玄関前などに水をかける打ち水が涼を取る方法として効果がありますが、タイミングや条件に注意が必要です。

気温が35℃以上の暑い炎天下の時にしてしまうとすぐに打ち水が蒸発してしまい、湿度が上がり蒸し暑さが増し逆効果になる事も。
さらに湿度が高い時は気化熱によるメリットは得られにくい上にかえって不快感となる場合もあります。

Success

打ち水は朝や夕方などの和らいだ日差しの時に行うようにしましょう。

安全面にも配慮して周囲に人がいる場合は滑らないよう注意して下さい。
もしも停電でエアコンが使えない場合はこのようなレトロな方法でも、注意点を守れば暑さを和らげていくことができます。

暑い夜を乗り切るためのテクニック

停電でエアコンが使えない夜は、明るいうちの暑い時間の熱が室内にこもるので、眠りにくくなることがあります。
そんな日の快適な睡眠の為にはお休み前に体温を下げておくことが重要。

冷水のシャワーを浴びてみたり、タオルを水で濡らして拭いたりも効果的です。
濡らしたタオルはそのまま首に巻くのも良いでしょう。

Information

水分の補給も大事なので、枕元には常温のペットボトル水を置いておくと目が覚めた時すぐ飲めて便利です。

そして、可能なら寝るお部屋は風通しのよいところやフローリングの上だと、熱がこもりにくいです。
このようにエアコンに頼る事ができない場合でも、ちょっとした工夫で安全で快適な夜を過ごせます。

暑さから体を冷やすための小ワザ

電気が使えない場合に熱中症にならないようにする為には、効率よく体を冷やしていける工夫をしましょう。

水で濡らしたタオルを体に当てる時は特に、首筋・脇の下・足の付け根を冷やすようにすると効果が高いと言われています。
その3つは太い血管の通る部分ですから、冷やすことで体温が効果的に下がってくれるのです。

さらにうちわで風を送ったり、バケツに水を入れて手を浸けてみたり、足を浸けて(足湯の逆で足水)も良いですよ。
また、冷たいお水やお茶を飲みたいところですが一気に飲んではいけません。

Danger

一度にたくさん飲んでしまうと体の処理スピードが追いつかず負担がかかり体調不良の原因になることも。

暑くてのどが渇いているとしても、冷たい飲み物は少しずつこまめに摂るようにしましょうね。

非電化の冷んやりアイテムを用意する

夏の停電を経験した人が「持っていて本当によかった」とおっしゃるのが電気を使わない暑さ対策グッズ。
定番なのは、うちわ、扇子、保冷ジェル、冷感スプレーなどですが、最近はもっと種類が豊富です

濡らすとひんやり冷たくなる冷感タオルや、手動式のハンディファンもあります。
ただし、ハンディファンだけ使うと熱風でさらに体温が上がる危険性があり、気温が35度を超えるような時間は要注意。

Success

ハンディファンで体温を下げるためには冷やしたタオルと一緒に使うようにしましょう。

また、ベッドや布団には通気性に優れた夏用の素材を使ったマットやシーツがおススメです。
汗もしっかり吸収してくれて、肌にもベタベタとくっつきにくいので、寝苦しい夜もぐっすり安眠。
これらのグッズはホームセンターやオンラインショッピングでも手軽に買う事ができます。

さらに、停電で電気が使えない時は限られた状況の中で体を冷やす事が重要になってきます。
そんな時に便利なのが水を入れるだけですぐに冷える「緊急用コールドパック」

キャップを外して水を注いで10回振るだけで中に入っている薬剤と水が反応してあっという間にひんやり冷たくなり、電気も冷蔵庫も必要ありません。

使い方

➀キャップを外して本体にあるLINEまで水を入れて空気を抜きながらキャップを閉める
②10回程度フリフリッと振ると、すぐに約20℃温度が下がります

もしも熱中症になった場合はすぐに応急処置として使えます。
前述したように冷やすべき首元・脇・足の付け根をこれでしっかり冷やしましょう。

保冷剤だと事前に冷凍しておかなければなりませんがこのグッズでは不要なため、防災グッズといつも持っておけるのが大きなメリットです
しかも軽量かつ持ち運びやすいサイズなのでバッグでかさばりません。
夏の停電対策には絶対に持っておきたいアイテムです。

あっという間にやってくる夏の本番になる前にお好みのものを揃えておくことをおすすめいたします。

まとめ

私たちが当たり前に利用しているライフラインが断たれる停電はいつ起こるかわかりません。
特に夏に起こる停電は命に関わることも多いです。
だからこそ、少しずつ準備を進めることでいざという時の安心になります。

Information

恐ろしい熱中症も真夏に起こるとは限らないので、まだ暑くないから大丈夫!ではなく、早めに備え始めましょう。

私たちの周りで一番の危険は「なんとかなる」という気持ちを持ってしまう事。 
この記事によって皆さんの安全に対する意識を高め、行動するきっかけとなり、大切な命を守っていただけたら嬉しいです。

この記事を書いた人の自己紹介

いくみ(Xフォロワー10万人の防災士)

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